双子が生まれてからの数年間、家事と育児に毎日へとへとでした。そんな我が家を救ってくれたのが、いくつかの「家電」です。
この記事では、転勤族×双子育児の中で「本当に買ってよかった」と心から思える家電を、実際の機種・金額・使い心地まで正直に紹介します。あわせて、我が家最大の「高い買い物の失敗談」も包み隠さず書きました。猫の手も借りたい育児の毎日、家電は心強い相棒でした。
✅ この記事でわかること
- 双子育児で本当に助かった家電(実機種・金額つき・7年使った現在地)
- 除湿器の「コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式」の選び方
- 双子の電動自転車の乗せ方のコツと、子乗せ卒業後のリアル
- 逆に、100万円以上かけて使わなかった我が家最大の失敗談
こんにちは、ほの妻です。今日は、双子育児で本当に助けられた家電たちをご紹介します。
毎日続く家事育児に、心も体も疲弊
まずは食事作り。献立を考えて買い物に行き、調理して、双子が小さい頃には鳥の餌付けのように食べさせて、後片付けと洗い物。1日中キッチンにいるんじゃないかと思うほどでした。
そして寝かしつけ、おむつ替え、お風呂であっという間の1日。極めつけは大量の洗濯物です。子どもが生まれてから、洗濯の量が一気に増えました。清潔にしたいシーツ類、1日に何度も着替える服やタオル、風邪で吐き戻しでもしようものなら、さらに大量に。

特に梅雨や冬場は、1日中干していても乾かない。晴れたら外に出して、雨が降れば取り込む手間。我が家は夜に洗濯する派なのですが、冬の夜に暗くて寒い外へ干しに行くと、なぜか気持ちまで落ち込んでいました。双子を連れてコインランドリーに大量の洗濯物を運ぶのも、現実的ではありません。
第1位:除湿器(Panasonic ハイブリッド式 F-YHSX120N)
そんなとき導入したのが、衣類乾燥除湿器です。我が家が選んだのはPanasonicのハイブリッド方式「F-YHSX120N」。2019年に約44,480円で購入しました。双子が1歳のときです。それから7年、今でも毎日手放せない、ほの家いちばんの働き者です。
コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式の違い
除湿器を買うときに最初に「?」となったのが、「コンプレッサー式」と「デシカント式」の違いでした。簡単にまとめると、こうです。
- コンプレッサー式:エアコンの除湿と同じ仕組み。気温の高い夏に強い
- デシカント式:気温の低い冬や結露対策に強い。ただし部屋の温度が上がるので夏は不向き
- ハイブリッド式:両方のいいとこ取りで、1年中使える
我が家は1年中使えるものを探していたので、迷わずハイブリッド式にしました。両方を別々に買うよりも結果的にお得です。
導入したら、洗濯のストレスが激減した
正直、本体はけっこう重くてごつい。「もう少し小さいのでもよかったかな」と最初は思いました。でも——翌朝、夜に干した洗濯物がすっかり乾いている!しかもタンクには水が8割ほど溜まっていて、捨ててみるとすごい量。除湿してくれているのが一目瞭然で、正直とても驚きました。

洗濯を干すときに天気を気にしなくていい。朝干したシーツも夕方には乾く。すぐ乾くから生乾き臭もしない。外に取り込みに行く必要もない。子どもが風邪で吐いてしまっても、すぐに洗って乾かせる。洗濯にまつわるストレスが減っただけで、気持ちにかなり余裕が生まれました。
使ってみて気づいたのは、洗濯の判断が「する/しない」ではなく「今やる/後でやる」に変わったこと。天気に左右されないから、思い立ったらすぐ回せる。その「いつでも洗える」という安心感だけで、毎日の気持ちがだいぶ軽くなりました。
意外と助かったのが花粉の季節です。転勤先によっては花粉が多い地域もあって、外に干せない時期が長い。そんなときも室内干し+除湿器でしっかり乾きます。娘たちも花粉に少し敏感なので、この季節は本当に大活躍です。
7年目・梅雨の今も、平日はタンクが3回満タンに
この記事を書き直している今は、まさに梅雨の真っただ中。7年目のF-YHSX120Nは、今日も毎日フル稼働しています。これがその現在の姿です。

双子が小学生になって、洗濯物はむしろ増えました。それでも、平日はタンクが3回満タンになるほど働いてくれて、部屋のカラッと感が全然違います。梅雨のじめじめした日でも、洗濯物の部屋だけは空気が軽い。7年使って、働きぶりは変わりません。
デメリットを挙げるなら、本体が重くてごついことと、タンクの水をこまめに捨てる必要があること。でも慣れれば気にならず、むしろ「こんなに部屋に水分があったの?」と、ちゃんと除湿できている証拠として、ちょっと達成感すらあります(笑)。
第2位:電動自転車(Panasonic ギュット・クルーム・EX)
双子を連れての送り迎えに、電動自転車は欠かせませんでした。我が家が選んだのはPanasonic「ギュット・クルーム・EX(BE-ELFE032A)」。20インチで3人乗りに対応したモデルです。2021年に約16万円で購入しました。

正直、自転車に16万円は高い、と買う前は思いました。でも双子の送り迎えは「2人を同時に運ぶ」という、普通の子乗せ自転車では成立しない場面の連続です。前後にしっかり子どもを乗せられて、坂道も電動でぐんぐん進む。これがないと我が家の毎日は回りませんでした。
双子の前後乗せ、我が家のコツ
双子を前後に乗せて走ってきた我が家なりのコツを、いくつか置いておきます。
- 乗せるのは「後ろの子が先」:我が家は必ず後ろの席から先に乗せていました。前に乗せてから後ろへ回る間の不安定な時間を、できるだけ短くするためです
- 雨の日は基本お休み:レインカバーを使うときもありましたが、双子を乗せての雨天走行は無理をしないのが我が家のルールでした
- バッテリーのもちは良好:2人乗せでも電池のもちは比較的よく、充電の頻度で困った記憶はほとんどありません
子乗せを卒業した今は、私の「買い物号」に
双子が7歳になった今、もう子どもは乗せていません。「じゃあ16万円の自転車は用済み?」——いえ、まったくそんなことはなくて。今はもっぱら私がひとりで、買い物などの移動に使っています。電動の楽さを一度知ると、もう戻れません。
そして最近、双子がそれぞれ自分の大きな自転車を買うことになりました。駐輪場は2台分を追加で契約して、気づけば我が家の駐輪場は3台分。子乗せ自転車の卒業は少し寂しいけれど、家族の自転車が増えていくのは、成長の証でもあります。
転勤族にとっても、車のない移動範囲をカバーしてくれる電動自転車は強い味方です。新しい街に来ても、自転車があれば行動範囲が一気に広がる。引っ越しのたびに「これは絶対に持っていく」と決めている一台です。
第3位:ホームベーカリー(Panasonic)——実は「二代目」です
3つ目は、Panasonicのホームベーカリー(パン焼き器)です。我が家では3日に1回のペースで焼いています。
このホームベーカリー、実はちょっとした物語があります。初代は、結婚して新居に引っ越したとき、ヤマダ電機のPanasonicフェアで買ったもの。掃除機・洗濯機・冷蔵庫・ハンドミキサーとまとめてセットで、かなり安く買えました。
その初代を、双子の出産で里帰りしたときに実家へ持って帰ったんです。そうしたら、母がすっかり気に入ってしまって——そのままプレゼントすることに。今、我が家で焼いているのは二代目です。母の家でも初代が焼きたてのパンを作っていると思うと、ちょっとうれしくなります。

夜のうちに材料を入れてタイマーをセットしておけば、朝には焼きたてのパンができあがっている。買い物の手間が減るのはもちろん、何より子どもたちが焼きたてのパンを喜んで食べてくれます。「パン、いいにおい!」と起きてくる朝は、それだけで少し幸せな気持ちになります。市販のパンを毎回買うより材料費も抑えられるので、転勤族の節約とも相性のいい家電です。
番外:賃貸の備え付け食洗機にも助けられた
これは「買ったもの」ではないので番外ですが、賃貸住宅に備え付けの食洗機にもずいぶん助けられました。双子の哺乳瓶を何本も一度に洗えるのは、地味ですが大きな時短。もし次に住まいを選べるなら、食洗機の有無は私にとって優先条件のひとつです。
逆に、一番高くて使わなかったもの——正直に告白します
ここまで「買ってよかった」を紹介してきましたが、正直な失敗談もひとつ。
家電ではないのですが、我が家最大の「高い買い物の後悔」はDWE(ディズニー英語システム)です。双子の英語教育にと思い切って契約して、100万円以上かかりました。——そして、ほとんど使っていません(涙)。
教材そのものが悪いわけではないと思います。ただ、双子育児で毎日へとへとの我が家には、「親が一緒に取り組む時間」を作る余裕がありませんでした。除湿器もホームベーカリーも「生活の流れに勝手に組み込まれるもの」だから続いた。DWEは「親ががんばって回すもの」だったから続かなかった。
この失敗から学んだのは、「高い=正解」ではなく、「生活の動線に自然に乗るものだけが残る」ということ。44,480円の除湿器は7年間毎日働き、100万円超の教材は棚で眠っている。買い物の失敗は悔しいけれど、この基準を手に入れられたのは、大きな収穫だったと思っています。
まとめ:家電に頼ることへの罪悪感を、手放していい
双子育児で本当に助かった家電をまとめます。
- 除湿器(Panasonic ハイブリッド F-YHSX120N):洗濯のストレスを丸ごと解決。7年目の梅雨も毎日フル稼働
- 電動自転車(Panasonic ギュット・クルーム・EX):双子2人の送り迎えを成立させ、卒業後は私の買い物号に
- ホームベーカリー(Panasonic):朝には焼きたてのパン。母に贈った初代から数えて二代目が活躍中
どれも買うときは「高いな」と感じました。でも、買って後悔したものはひとつもありません。むしろ「もっと早く買えばよかった」という後悔の方が多いくらいです。
育児中は「家電に頼ること」に、なぜか罪悪感が出てきたりします。「全部自分でやらなきゃ」という感覚。でも、そんなことはありません。家電が動いてくれている間に、子どもと向き合える時間が増えるなら、それが一番の正解。双子育児で余裕がなかった頃の自分に、「もっと頼っていいよ」と言ってあげたいです。
猫の手も借りたいくらい忙しい育児の日々。家電は、そんな毎日の心強い相棒です。
家電以外にも、賃貸をお金をかけずに我が家らしくする工夫をお金をかけない“我が家”の作り方にまとめました。あわせてどうぞ。
ちなみに、夫(パパ)目線で選んだ“時短家電&グッズ”は双子共働きの時短家電|掃除3点システムにまとめています。あわせてどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 双子を電動自転車に乗せるとき、どちらの子から乗せればいいですか?
我が家は必ず後ろの席の子から先に乗せていました。前に子どもを乗せた状態で後ろへ回ると、自転車が不安定になる時間が長くなるからです。降ろすときはその逆の順番。毎回同じ手順にしてしまえば、双子もルーティンとして覚えてくれて、乗せ降ろしがスムーズになりました。
Q. 除湿器は夏と冬、どちらでも使えますか?
方式によります。コンプレッサー式は夏向き、デシカント式は冬向き、ハイブリッド式なら1年中使えます。我が家はハイブリッド式を7年使っていて、梅雨どきは平日にタンクが3回満タンになるほど働いてくれます。1台で通年カバーしたい方には、ハイブリッド式をおすすめします。
Q. 子どもが大きくなったら、16万円の子乗せ電動自転車は無駄になりませんか?
我が家の場合は、無駄になりませんでした。双子が7歳になり子乗せは卒業しましたが、今は私の買い物・移動用として現役です。チャイルドシートの時期が終わっても「電動アシスト自転車」としての価値はそのまま残るので、使用期間で割れば、我が家では十分に元が取れた買い物でした。
※機種名・価格は我が家の購入時の情報です。最新の仕様や金額は各販売ページでご確認ください。家電や教材の要不要は各家庭の使い方や住環境によって異なります。本記事は個人の体験に基づく感想であり、特定商品の購入を推奨・否定するものではありません。
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